【NINJAをご利用いただいた企業(ダイレクトリクルーティング・自社採用)】
株式会社ユニヴァ・ジャパン
〒106-6035 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー35F
・エネルギー事業
・オフィスファシリティ事業
・海外人材紹介事業
業務推進部 リクルーティング課長 姚 瑶(よう よう)様
・2022年3月 株式会社ユニヴァ・ジャパン入社。新卒・中途社員の採用・研修をご担当。
【NINJAでのご成約実績】
・2023年6月に1名内定、7月にご入社
株式会社ユニヴァ・ジャパンはエネルギー、オフィスファシリティ、海外人材紹介の3つの事業を行い、社会貢献をめざす会社です。社員の3分の1弱が外国籍やバイリンガルの日本人という多様性ある同社で、人事採用をご担当されている姚様にお話を伺いました。姚様は、ご自身が海外出身の留学生であり、求職者と採用担当双方のご経験をお持ちです。さまざまな目線での、NINJAや外国人雇用への想いが詰まったインタビューになりました。
質問:姚様のご経歴を教えてください。
姚様:中国の河南省出身です。2009年10月に留学生として来日し、新潟県にある専門学校の日本語コースから、2011年4月に神奈川大学のスペイン語科に進学しました。2015年3月に卒業し、アパレル業界へ就職しましたが、体調を崩してしまい、1年弱で退職しました。その後、妊娠・出産を経て、2018年1月から、介護業界の人事総務の仕事を約4年経験しました。人事総務のお仕事はデスクワークがメインで、もっと人とコミュニケーションを取りたいと思い、人事採用担当の現職に転職しました。現在は、人事採用・研修と社長秘書部の業務を兼任しています。
質問:ユニヴァ・ジャパンへの入社の決め手は何でしたか?
姚様:「人」でした。日本での就職と転職を経験し、何よりも大事なのは、「誰と働くか」ということだと考えました。社長も社員も素直な方が多いこと、社長を含め皆の距離が近く、仕事をやりやすいことが魅力だと今でも思っています。
質問:ホームページを拝見すると、多様性のあるメンバー構成だと感じました。ユニヴァ・ジャパンの社員のうち、外国籍の方の割合はどのくらいですか?
姚様:現在は3分の1弱が外国籍です。中国、台湾、ベネズエラ出身の社員に加えて、留学経験がある日本人社員もいます。社内の会話は日本語、中国語、時には私がスペイン語科だったのでスペイン語で話すこともあります。
弊社はエネルギー事業部、オフィスファシリティ事業部、海外人材紹介事業部の3つの事業部がありますが、どの事業部にも外国籍社員がおり、外国人募集ポジション・日本人募集ポジションと分けずに採用しています。また、部署を超えたコミュニケーションができる場づくりとして、キックオフ、バーベキュー、花見など社内イベントを定期的に開催しています。
質問:人事担当として、日本人と面接する時、または外国人と面接する時、気を付けていることはありますか?
姚様:特にありません。来日して長いので、日本の方と接することに違和感は全くありません。
面接をしていて特徴的だと感じるのは、日本の方は遠回しな回答をする傾向にあり、再確認のために追加の質問をすることが多いです。一方で、外国籍の方はストレートな回答が多いですが、「○○は大丈夫ですか?」と質問して「大丈夫です」と答えたのに、蓋を開けたところ大丈夫ではない、ということが発生しがちだなと感じています。あくまで傾向なので、日本人・外国人というよりそれぞれの方の特徴から、再確認するようにしています。
質問:姚様は、今までは求職者として「採用される」立場、現職からは人事採用担当として「採用する」立場になりますが、採用する側になって気づいたことはありますか?
姚様:この仕事に携わる前は、単純に、才能やスキルを見極めるマッチングやスクリーニング能力が必要だと思っていました。
実際に入社して感じるのは、私が人事採用として、「会社の顔になる」ということです。会社の全体の事業部の状況、成長の方向、経営方針、現場の社員の気持ちや困っていること、会社の強みといった全ての情報を把握することがとても重要だと改めて感じました。
そして、入社した後の社員と現場のフィットが重要です。研修、フォロー制度も強化しないと定着しません。採用して終わりではなく、応募、面接、採用、入社、入社後の継続的なフォローまで全てが繋がっていて、責任感を持ってきちんと向き合うのがこの仕事だと思っています。
質問:NINJAをご利用になったきっかけは何でしょうか。
姚様:弊社の社長の知人からの紹介です。海外人材紹介事業部で利用し始めたのがきっかけです。人材紹介の求職者募集強化の目的で申し込みました。
質問:NINJAをご利用になって率直なご感想を教えてください。
姚様:管理画面がすごくシンプルで使いやすいです。そして、検索条件保存や新着人材通知メール、お気に入り対応などの機能も活用しています。
また、スカウトに関しては、効率アップに繋がるのではと最近思ったことがあるので、後日取りまとめてリクエストを共有します。
(担当より:ぜひお待ちしています!)
質問:今回ご成約になった方の経緯を教えてください。
姚様:もともとは、海外人材紹介事業部の求人に応募いただいた方でした。応募された求人では残念ながら推薦に至らなかったのですが、自社採用の募集にマッチするのではないかと海外人材紹介の担当者から紹介されました。プロフィールを見て、私から連絡を取りました。そして、順調に選考が進み、内定承諾に至りました。
プロジェクトマネジメントやファシリティ関係の業務経験者で即戦力に近く、現在、入社から1ヵ月ほどですが、言われたことだけではなく、次のステップを予想しながら業務を順調にこなしていただいています。
質問:NINJAの管理画面上でのプロフィールと、実際にお会いした印象では、ギャップはありましたか?
姚様:特に変わりなく、ギャップも無くスムーズに採用ができました。
質問:貴社の事業ビジョンをお聞かせください。
姚様:弊社の事業はウィンウィンウィンの関係づくりで成り立っています。直接売上になるようなビジネスではなく、経由する誰かしらの「おかげ様」で利益をいただいています。各協力会社、例えば工事会社や下請け会社、代理店など。これが1つ目のウィン。
もう1つのウィンは社会貢献です。ファシリティ事業、エネルギー事業、海外人材事業の事業内容を行うことで、日本や日本を超えて海外の社会問題を解決し社会に貢献します。
質問:姚様ご自身の、将来的な目標はありますか?
姚様:これから、弊社は規模を拡大し、成長期に入るところです。今後の5年間で、現在の30人から100人規模への成長を目標にしています。どのように会社を創っていくか、就業環境、評価制度、定着率といった要素を含めて、私もまだまだ勉強中です。
質問:最後に一言、メッセージをお願いします。
姚様:外国人に対して、完全に心を開いている日本企業の経営者は、今でさえもまだ少ないと感じていますが、今後3年、5年、10年後の日本を総合的に見たときに、外国人が必ず必要になると思います。
弊社が起点になり、外国人を積極的に採用し、どんどん他の会社…協力会社や代理店、それ以外の企業も一緒に仲間として、外国人材の採用活動を進めていけたら良いなと感じています。
外国人がいることで、社内の活性化やダイバーシティが進みますし、日本人社員ともお互いに良い影響を与え合うことができます。今後の日本企業には必須になると思います。一緒に頑張りましょう!
(担当より:同じ仲間として、一緒に外国人雇用を推進できたらと思っています!引き続き、よろしくお願いいたします。)
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