【NINJAをご利用いただいた企業(人材紹介会社)】
ゴーウェル株式会社
〒104-0061東京都中央区銀座3-8-13 銀座三丁目ビルディング7F
・グローバル人財事業
・アジア語翻訳通訳事業
・アジア語スクール運営
・就職カフェGOWELLTOWN運営
グローバル人財事業部 兼 広報室室長 栁川 文 様
2016年ゴーウェル入社。東南アジア言語に特化した語学スクール事業を経て、2018年にグローバル人財事業を立ち上げる。さらに、2020年、コロナ禍に外国人材の現状を伝えるべくGOWELLTOWNを立ち上げ、テレビをはじめ多数メディアに取り上げられる。現在はグローバル人財事業と広報の責任者を兼任。
【NINJAでのご成約実績】
・2022年7月~2023年3月の9ヵ月間で23名のご成約
日本在住の東南アジア出身者の間では、圧倒的な知名度・口コミの高さを誇るゴーウェル株式会社。1,000名を超える政治・金融など各界の通翻訳スペシャリストを擁し、語学スクールやGOWELLTOWNといったリアルな交流の場、自社求人サイト、SNS、外国人コミュニティとの強固なネットワークに圧倒的な強みをお持ちです。そんなゴーウェル社のグローバル人財事業では、NINJAを補完的に活用することで、今まで以上に成約数を伸ばしておられます。自社サイトやネットワークからの応募者も多数ある状況で、どのようにNINJAを有効活用いただいているのか、テクニックだけではない「想い」の部分までもお聞かせいただきました。
質問: NINJAのメディアサービスを2022年4月にリリースした直後、二つ返事ですぐにお申し込みいただきました。当時のことをもう少し詳しく教えていただけますか。
栁川様:グローバルパワー(NINJA運営会社)さんは外国人材業界の老舗であり開拓者であり、敬意を抱いていました。
弊社も、コロナ禍の2年間は外国人求職者に仕事を紹介してあげられない無念さを痛感していました。経営的にも苦労されたコロナ禍を経て、同じ志を持つグローバルパワーさんが挑戦される新規事業であれば、一緒に外国人材業界を盛り上げたいという想いで、弊社代表の松田が導入を即断即決しました。外国人の雇用機会を最大化したい、頑張っている求職者を救ってあげられるなら何でも協力したいと思いました。
質問:NINJAに対する率直な評価を教えてください。
栁川様:何より、シンプルな点が素晴らしいです。他のサイトと比べて非常にボタンが少なく、使いやすいです。
人材事業の一番大事な点は、コンサルタントがいかに重要な業務に時間をかけられるか、という点にあると思っています。具体的には、求職者のケアや顧客企業とのコミュニケーションに時間を使うべきであり、利用するサイトやツールにかける工数をいかに削減するかが重要だと考えています。その点で、NINJAの管理画面は、同種のサイト利用経験の少ないコンサルタントでも簡単に使えるわかりやすさ、限られた時間でアクティブな人材にすぐスカウト送信できる設計が素晴らしいと思っています。
コンサルタントの時間を奪われると売上が下がるので、無駄を省いて短時間で成約を作ることにフォーカスしたデザインや仕様は、やはり人材紹介事業を分かっていらっしゃるなと使っていて感じます。
質問:良く利用する便利機能を教えてください。
栁川様:ほとんどの便利機能を使っていると思いますが、中でも「スカウト条件保存」や「新着人材通知メール」は活用しています。弊社では、自社で保有する300~400件のアクティブな求人のうち、NINJAの強みを活かせる求人にターゲットを絞って運用しています。そのため、条件に合致する人材の通知がきたら、即スカウト送信しています。
また、「お気に入り」機能は「お話ししたい」を送ると多くがエントリーに繋がり、とても有効ですよね。
質問:自社媒体「外国人就職.com」からも多くの応募があると思います。さらに他の求人サイトもご利用の中で、NINJAを平行して使うのは大変ですか?
栁川様:全く大変ではありません!先ほどお話ししたように、短時間で成約に繋がる生産性の高さをとても評価しています。
また、自社で集められる層をきちんと把握しており、足りない部分をNINJAで補強する形で運用しています。
弊社が得意なのは、まずはタイ語やベトナム語など、東南アジア言語の求人。また、GOWELLTOWNでのジュニア層向け採用説明会は毎回数十名集めることができる実力があります。逆に、NINJAで強化しているのは、中国語や韓国語のキャリア層の人材獲得や、地方求人の母集団形成です。
弊社は2019年より地方創生をテーマに、これまで17の地方金融機関と業務提携をしながら、外国人材の地方就職をサポートしてきました。現在も、多くの地方企業様にGOWELLTOWNやオンラインでの採用面接会を開催頂いているため、全国の外国人求職者にアプローチできるNINJAはとても親和性が高いと感じています。
質問:ゴーウェル様では、毎月必ずNINJAで成約を作っていただいていますね。その秘訣はどこにあると思いますか?
栁川様:NINJAを使う目的を明確にしているところだと思います。自社登録者数が多いので、やみくもに全件載せるのではなく、NINJAに掲載してNINJAで決める求人を選別しています。そして、ターゲットを絞り、狙った人材に正確に求人を提案。毎日即スカウト・即レスを意図して継続しています。
質問:スカウトといえば、ゴーウェル様は毎月、スカウトを全件消化してくださっています。コツはありますか?
栁川様:コツというよりも、ひとえに使いやすいからです。10分もかけずに隙間時間でスカウト送信できますし、スカウト返信率が高く、反応があることでさらにスカウト送信がしやすくなります。
社内では、何も考えずただ全件NINJAに載せるのは不可とし、ターゲットを絞って結果を出す運用をしています。自社で集まる層と、NINJA会員の層(言語別・スキル別の分布)も把握し、新規求人が入った時に、NINJAを使うかどうかを判断しています。
スカウト件数の振り分けに関しては、個々にノルマとして課してはいません。ですが、社内では、毎月末はスカウト残数の奪い合いです。そして、使い切っているコンサルタントやNINJAターゲット案件が多いコンサルタント、「欲しい!」と自ら手を挙げるコンサルタントに多く振り分けています。人から分けてもらうと、使い切ろうという動機付けになりますよね。
外部サイトは、結局、結果が出ないと使わなくなるので、全求人の中でも限定的にターゲットを絞り、結果を出すことでスカウト消化できているのだと思います。
質問:NINJAへの要望・リクエストも包み隠さず教えてください。
栁川様:社員皆で使い倒しているので、スカウトしたいNINJA会員がかぶることがよくあります。その時に、自社で成約した方が分かるようにしていただきたいです。万が一トラブルになると、求職者から見た時に、弊社だけでなくNINJAさんもイメージダウンになりかねないと思っています。(NINJA担当:確かに重要ですね、すぐに社内で共有して改善の検討を行います!
質問:今後の展望や目標などを教えてください。
栁川様:コロナ期間を経て、ここ半年ほどで求人数が急増しており、会社としては売上も戻ってきています。
一方で、外国人求職者から見ると、この2年間で仕事が見つからず、もう日本を選んでくれないのではという心配もあります。外国人財事業を開始した5年前と比べると、競合社数も増えており、求職者側の選択肢が増えています。質実両面で、まずは選ばれるエージェントになりたいと思っています。そして、コロナ禍の遅れを取り返すくらい多くの就職サポートをし、外国人求職者の信頼を取り戻したいです。
もう一方で、顧客である企業に対して、専門知識をきちんと伝えていかねばとも思っています。まだ選ぶ側にいる企業は多い印象を受けますが、外国人は日本を選ばない(日本に来ても帰国する)選択肢もありますし、無限に来てもらえるわけではありません。
エージェントとしては、採用に至るのがゴールであり、企業も求職者もハッピーにしたいと思っているので、きちんと情報を伝えていきたいと思っています。
また、会社としては、日本を選んで日本に住んでいる外国人に、日本に来て良かったと思ってもらいたいです。
日本で就職することで、色々な可能性が広がっていきます。日本で結婚したり、家を買ったり、色々なライフステージに合わせて、せっかく日本に来てくれた外国人が嬉しいと思えるサービスを作っていけたらと思っています。
そのために、日本にいる外国人どうしが集まり、お互い相談でき助け合えるGOWELLTOWNという場所を作りました。もちろん、日本人と外国人が一緒に楽しめる場でもありたいと思っています。
私たちは「場所」があり、強い「ネットワーク」を持っているので、この強みを生かして、今後はもっとイベントを開催していきたいと思っています。